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「日本語能力試験 難易度ってどれくらい?合格点と合わせて解説!」

更新日:10月11日



技能実習生が受ける日本語能力試験「N4・N3」レベルが実際にどのくらいの難易度なのか?

どのくらいの点数で合格するのか知っておきたいところでもあるかと思います。


この記事では、「実習生が受ける試験の難易度」「どのくらいの点数が合格点なのか」を解説していきたいと思います。



日本語レベルの把握

日本語能力試験には、N5からN1と5つのレベルがあります。N5のレベルが1番基本的で簡単なレベルとなっています。


技能実習生は基本的には、入国前講習によってN4レベルまで勉強しており、日本で受ける日本語能力試験ではN4以上のレベルが基本となります。


N5からN1のレベルの内容が以下の通りになっています。



N5レベル: 初級者向け。基本的な日常会話や読解、簡単な漢字を理解できる程度。

N4レベル: 初級者向け。より高度な日常会話や読解ができ、基本的な漢字も理解できる程度。

N3レベル: 初中級者向け。日常会話やビジネスシーンでのコミュニケーションや文章の理解ができ、中級レベルの漢字も理解できる程度。

N2レベル: 中上級者向け。高度な日本語の読解や文章理解、会話能力があり、高レベルの漢字も理解できる程度。

N1レベル: 上級者向け。高度な日本語の読解や文章理解、会話能力があり、幅広い分野の内容に対応できる程度。日本語を母国語とする人々とのコミュニケーションも可能。



日本語能力試験の合格点

得点は、言語知識(文字・語彙・文法)・読解・聴解の3つに分かれており、総合得点と各分野で合格点を満たさなければいけません。


日本語でのコミュニケーションを取るためには、どの能力も一定以上必要であると考えられているので、各分野で合格点を満たさなければなりません。


日本語能力試験(JLPT)の合格点は、以下のように各レベルによっても異なっています。



日本語能力試験の申し込み

日本語能力試験は任意であり、実習生に強制することはできません。

実習生が自分の意思によって受けるか受けないかを決めることになります。


ですが、企業様においても監理団体においても日本語能力向上は欠かせない部分でもあるかと思います。


会話ができないとコミュニケーションや相談もままならない。

ルールや内容を把握できていないなどの問題も起きてしまいます。


当組合では、日本語を学ぶ意味や日本語能力試験に合格する意味を実習生にきちんと説明し、理解をしてもらい実習生の意思が固まった上で、「当組合・企業様・実習生」の3者で目標レベルの試験に挑戦する体制を整えています。


申し込み方法

日本語能力試験への申し込みはインターネットからとなっており、当組合がまとめて申し込みさせていただくことも可能となっております。


ですが、日本語能力試験は任意であり個人の意思によって申し込みをするものですので、

当組合では日本語能力試験の説明と共に、実習生が自らできるように教育の一貫としてサポートさせていただいております。


申し込み期限間近の場合や、どうしても難しい状況であると相談があった場合には監理団体がまとめてお申し込みさせていただきます。


試験当日の流れ

基本的には、環境に慣れるため・日本語に触れるためにも、公共交通機関を通して実習生同士で協力しながら目的地に到着するようにと説明しております。


配属から日が浅い事もあり企業様のサポートにより送迎していただいてる実習生もいます。


当組合に依頼することも可能となっており、入国から日が浅い実習生や距離と時間の問題によって公共交通機関で行けない場合は当組合が送迎いたします。


まとめ

以上のような形で、日本語能力試験についての解説をさせていただきました。

簡潔にまとめると以下のようになります。


  • 日本語能力試験のレベルは全5段階となっており、N5・N4・N3・N2・N1と数字が少なくなるにつれレベルが上がります。

  • 言語知識(文字・語彙・文法)・読解・聴解の3つの分野があり、総合得点と各分野で合格点を満たさなければいけません。

  • 日本語能力試験は実習生に強制はできず任意での申し込みになります

  • 個人からの申し込みまたは組合がまとめてお申し込みします。

  • 基本的には実習生たちが公共交通機関を使って試験会場まで行きます。

 

当組合は日本語に関わる部分を重点的にサポートさせていただいております。

今回の記事におきましても、参考にしていただけると幸いです。

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