技能実習生を受け入れるために必要な要件とは?
- 事務
- 2月10日
- 読了時間: 3分
更新日:2月13日

技能実習生を受け入れるためには、「監理団体」または「企業単独型」という2つの方法があります。そして、それぞれにクリアしなければならない要件があるんです。
✔ 受け入れ企業は適切な環境を整え、計画に沿った指導を行うことが必須!
✔ 企業単独型はハードルが高いため、ほとんどの企業は監理団体を通じて受け入れる!
では、具体的にどんな条件が必要なのか、詳しく見ていきましょう!
技能実習生を受け入れるための要件
企業が技能実習生を受け入れるには、主に次の3つの要件を満たす必要があります。
① 受け入れ企業の要件
企業は、技能実習生に適切な指導ができる環境を整えることが求められます。
具体的には…
✔ 過去に不正行為がないこと(外国人労働者の違法雇用歴などがない)
✔ 実習計画に沿った指導を行える体制があること(指導担当者の配置など)
✔ 労働基準法を守ること(最低賃金、労働時間の適正管理など)
「人手が足りないからとりあえず技能実習生を雇おう!」という考えだと、要件を満たせずに受け入れられないことも…。
② 技能実習生の人数枠(受け入れ人数)
技能実習生は、企業の規模によって受け入れられる人数が決まっているんです。
常勤職員数 | 受け入れ可能な技能実習生の人数 | 有料基準適合者 |
30人以下 | 3人 | 基本人数枠の2倍 |
31〜40人 | 4人 | 基本人数枠の2倍 |
41〜50人 | 5人 | 基本人数枠の2倍 |
51〜100人 | 6人 | 基本人数枠の2倍 |
例えば、従業員30人の会社なら、受け入れられる技能実習生は3人までというルールになっています。
また、「技能実習3号」(4~5年目)に進む場合は、企業や監理団体が優良認定を受けている必要があるので注意です!
③ 実習計画の認定
技能実習生を受け入れるには、**「技能実習計画」**を作成し、外国人技能実習機構(OTIT)の認定を受けなければなりません。
実習計画には、以下の内容を記載します。
✔ 技能実習の目的(どんな技術を学ばせるのか?)
✔ 実習のスケジュール(どの期間に何を教えるのか?)
✔ 指導体制(誰がどのように指導するのか?)
この計画が認められなければ、技能実習生を受け入れることはできません。
まとめ:受け入れ要件はしっかり確認しよう!
技能実習生を受け入れるには、企業様も指導体制を整え、法律を守ることが絶対条件!
✔ 受け入れ企業は、指導体制や労働環境を整える必要がある
✔ 受け入れ人数は、企業の規模によって決まっている
✔ 実習計画を作成し、外国人技能実習機構の認定を受ける必要がある
技能実習制度は、日本の企業にとっても外国人にとっても重要な制度なので、要件をしっかり確認して準備を進めることが大切ですね!
「うちの会社でも受け入れられるかな?」と気になったら、まずは監理団体に相談してみるのもいいかもしれませんよ!
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